2018.05.01

~星に願いを~ 「サンオリエント誕生秘話」 その3

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こんにちは!

 

 

株式会社サンオリエントの磯崎です!!

 

今日も先週からのお話の続きをお届けします。

 

 

さっそくどうぞ↓↓

そんな日々の中で一度先生から頼みごとをされたことがあります。

 

『あんた相撲の時津風部屋って知ってるか?』

 

「はい、詳しくはありませんが聞いたことはあります。」

 

『実はわしは時津風部屋のタニマチでな、今度その部屋の蒼樹山という力士が引退するんで断髪式に呼ばれとるんじゃが。忙しいのと膝が痛いんで、イソ君代わりに行ってくれんか?』

 

「僕なんかが行っていんですか??」

 

『そりゃ構わん、わしの名代で行ってくれ!!旅費もホテル代も全部出すから。』

 

そして人生初の両国国技館はなんと力士の断髪式という事になったのです!!

 

 

 

相撲と言えば「デーモン小暮閣下」(笑)も出席

 

 

『タニマチって何か知ってる?』

 

「いいえ・・・」

 

『世間ではタニマチと贔屓やスポンサーを同じように言ってるけどそれは違う。そもそもケガをした力士を無料で治療してやったのが始まりだから、ホントの意味でのタニマチは医者しかなれん。わしはもう診察の仕方を忘れたが、これでも医者のはしくれだ!』

 

 

もちろんこんな話も初耳なわけですが、これ以外にも先生からは多くの事を教えてもらった。

 

 

『将来よく儲かったら高級車を買ってもいいけど出来れば買わない方が良い、そんな金があったら普通の車を買って運転手を雇え。その移動時間を有効に使えるだけで余分に仕事をかなりこなせる。』

 

この教えは今でもきっちり守って高級車には乗ってません。運転手は雇えていないけど・・・

て言うかそんなに儲かってもないし・・・

 

『人間の値打ちはいくら金を持ってるかじゃない。金を何にどう使ってるか、付き合う相手や取引先の社長のその一点だけを見て相手を見極めろ!』

これは当然の様だけど言われなければはっきりと認識出来ていなかったかも知れない。

 

お金を持ってる人がいい人・偉い人であるわけではなく、目の前にあるお金とこれからの会社の将来の為にどうするかと言う事を真剣に考えれば自ずと使い方は限られてくる。

確かに楽してあぶく銭を稼いだ人はろくな事に使っていないし、それ以後儲けているという話も聞かない。

 

僕も常に会社の将来の為にどういう投資(公告とか勉強とか言う意味ね!)をすれば良いか考えている、大外れすることも多いけれど・・・

 

『偉そう言い賃を払え!この先食事したり、酒を飲んだりいろんな席があるだろう。その相手がだれであれ、自分の方偉そうに喋るんだったらその場の金は絶対払え。接待される立場だとしても、偉そうに喋ったら言い賃を払え!』

これは、虚を突かれた言葉だった。

 

それまでも接待する事もされる事もあったけれどこう言う考え方はしたことがなかった。

 

で、その後極力払う様にしたが、それでももっとこう言う意識の高い人には先に会計をされてしまったりする。

(その相手が年下でもサラリと気付かないうちにされることがありその時は反省・・・)

 

『人間の性はそう変わるもんじゃない。いくら仕事がなくてもタチの悪い奴とはつきあうな、良いこと言って近寄ってきたら断れ。そして急いで逃げろ、話するだけ時間の無駄だ。』

これもその通りだ。

 

仕事が少ない時に無理して【評判の悪い相手】と取引した事がある。

結果は予想通り【惨敗】

 

言われたとおり急いで逃げておけば良かった・・・

 

こんな風に色々教えてもらっていても、その言葉が心に突き刺さっていても、出来てないことはたくさんある。人間は未熟だからね

 

『わしはもう大体の事は出来る様になった、こうすれば上手く行く、こうやったら失敗するというのは大体分かる。でもわかる様になったらもう歳を取ってた。いくらわかってても、もう出来る事は限られてる。』

 

いくら貴重な事を教えてもらってても、それが自分の経験とリンクして本当の教訓として自分の腹に落ちるまで、それは単なる言葉にしか過ぎないと、そうも先生は仰った。

 

 

それから

『あんた、ワシがスゲー成功しとると思ってるじゃろう??』

と聞かれた事がある。

 

「はい!それはもう。」と答えると、

『ふっふっふ、あんたにだけ良い事を教えちゃろう』

と不敵な笑みを浮かべながらこう続けた。

 

『ワシくらいになると、人に騙されたり、仕事で嵌められたり、考えられんような失敗が山ほどある。多分今のあんたじゃ解決出来んような問題が。』

「はあ・・・」

『でも、それを全部乗り切って失敗より成功の数が一回だけ多かった。ただそれだけじゃ、ワシも。じゃから大した事はない、端から見て成功している様でもみんなそんなもんじゃ。』

 

 

人生「七転び八起き」と昔の人も言っている。

ホントそんなもんだ。

 

特に起業してからは、今までとは内容も大きさも違う問題が次々降りかかってくる。

その都度もがいて苦しんでなんとかクリアーして今がある。

 

ちょっと「よし!上手くいった~~!」と思った期間があったら、すぐまた次の問題がやってくる。

 

 

あの頃の隆々とした先生と、今のこんな僕と、心の隅で思っている事が同じなわけは無いけれど、根本はそんな事なのかなと思う。

何もしなくてじっとしてれば失敗もしないのかも知れないけれど、そうはいかない。

また次のステージを目指さなきゃ。

 

人生「七転び八起き」

転んだ回数より一回だけ多く起き上がれば良い、そうすれば自分の足で立っていられる。

 

 

そんな当たり前の事を自分の中に植え付けるように、先生から色んな薫陶を受ける時間が数年つづき、このままのこんな時間が流れるのかなと思っていたある日、予期せぬ出来事が起こったのです・・・。

 

 

その出来事とは・・・

 

 

つづく

 

 

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